30回 ハンガリー語 動詞の過去形(3)不規則変化動詞

 

さて、今回も動詞の過去形についてご紹介します。

今回は前回と違って不規則な変化をするものについてご紹介します。

不規則変化と書きましたが、それは、辞書形(三人称単数不定活用現在形)と過去語幹とが著しく違う形をしているものを言います。

不規則変化の動詞の過去形を身につけるには過去語幹をしっかり覚えることが重要です。

また反面、過去語幹をしっかり覚えてしまえば、これまで勉強した人称変化がそのまま使うことができます。

 

たとえばvan (ある/いる)ですが、過去形の語幹がvoltになります。そしてその後ろに人称変化が続くのです。

下記をご覧ください。

 

Én voltam.

Te voltál.

Ő volt.

Mi voltunk.

Ti voltatok.

Ők voltak.

 

不規則変化の動詞は少数の例外を除いて「語幹+過去の接尾」の部分が、定活用と不定活用で同じですから、その分使いやすいということもできるのです。

 

 

辞書形

過去形語幹

 

 

van(ある/いる)

volt

 

 

megy(行く)

ment

 

 

jön(来る)

jött

 

 

alszik(眠る)

aludt

 

 

fekszik(横になる)

feküdt

 

 

基本的に三人称単数の形が語幹と同じになるのは、現在形の場合と同じです。

ただし、注意しなくてはいけない動詞もあります。

次にあげるのは他動詞の使い方もある動詞です。この中でiszikeszikは三人称単数の不定活用がそれぞれ

evett ivottになります。これらは例外ですが、よく使うので注意が必要です。

辞書形

過去語幹

三人称単数不定活用過去形

三人称単数定活用過去形

tesz(置く)

tett

tett

tette

visz(持っていく)

vitt

vitt

vitte

hisz(信じる)

hitt

hitt

hitte

eszik(食べる)

ett

evett

ette

iszik(飲む)

itt

ivott

itta

 

 

 

それでは今回はこの辺で。

 

 

 

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