9回 基本的な単語(1)国名と国民名

 

今回は基本的な語彙の中で国名とその形容詞形、副詞形をご紹介します。

国名の形容詞形は通常国民(民族)名として使われます。英語と違う点は、

国名の形容詞形が小文字から始まる単語だという点です。

日本を例に取ると、国としての「日本」はJapán、「日本の」を意味する単語はjapánで、

japánは同時に日本人を意味します。「日本の人々」という意味で使う場合はこれを複数形にして、

a japánokとします。

「私は日本人です。」              (Én) japán vagyok.

 

副詞形のjapánulはさしずめ「日本風に」という意味になりますが、動詞beszélと一緒に使って

「日本語で」という意味を表します。次の例を見てください。

「日本語を話す」                  japánul beszél

「日本語を勉強する」             japánul tanul

「日本語を教える」                japánul tanít

 

 

 

日本語

国名

形容詞形

副詞形

ハンガリー

Magyarország

magyar

magyarul

アメリカ

Az Amerikai Egyesült Államok

amerikai

 

イギリス

Anglia

angol

angolul

フランス

Franciaország

franciai

franciául

ドイツ

Németország

német

németül

イタリア

Olaszország

olasz

olaszul

スペイン

Spanyolország

spanyol

spanyolul

中国

Kína

kínai

kínaiul

韓国

Korea

koreai

koreaiul

ロシア

Oroszország

orosz

oroszul

トルコ

Törökország

török

törökül

 

なお、ハンガリーでは周辺国の都市名をハンガリー語で表現します。たとえばスロヴァキアの首都ブラチスラヴァ(Bratislava)は

ハンガリー語でポジョニ(Pozsony)、オーストリアの首都ウィーン(Wien)はハンガリー語でベーチ(Bécs)です。これらは歴史的な背景があるのですが、面白いことに遠く離れた外国の国名や地名にもハンガリー語をあてがう場合が時々見られます。

たとえば、Új Zéland(ニュージーランド)、Papua Új Guinea(パプア・ニューギニア)、Az Amerikai Egyesült Államok

(アメリカ合衆国)などです。

特殊な例ではElefántcsontpartという国があります。言葉を分解するとelefántは「象」、csontは「骨」、partは「岸」です。

さて、この国はなんという国かわかりますか。

 

答えは「象牙海岸」です。「コートジボアール」または「アイボリーコースト」という呼び方もあります。

西アフリカの海沿いにあるフランス語を公用語とする国です。(12/2

 

 

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